温度
すごい経験な気がするのでまとめる。
ホテルにチェックインして新宿発高尾山行きの快速急行に飛び乗り、聖蹟桜ヶ丘で飛び出す。高校のとき仲の良かった友達が住んでたので会いに行った。結局アイス食ってダベって帰っただけだったけど、満ち満ちていた~~
駅前でおしゃべりしてたら目の前でひったくりか何かの犯人が数人がかりで取り押さえられてて、友達が「これが首都や」っていってたのがおもしろかった。あと聖蹟桜ヶ丘は耳をすませばの聖地らしい。ちゃんと内容を覚えてないしすごい暑かったからまたこんど行きたい。
調布、すごい生活と人の温度を感じる街だった。これぞ23区外って感じ
23区、特に渋谷、池袋、新宿あたりの無機質さ、あんなに人いるのにね
それが少なかった。確かにそこに生活が在って、人が生きている感じを強く感じる街だった。雑に回ってしまったからここもリベンジ。
さて、問題の歌舞伎町。本日のハードコア社会科見学の舞台について
結局あの特異な空気感と現実逃避でブーストされた躁によって6時間はあの世界を堪能した。
歌舞伎町一番街と掲げられた看板をくぐると、顔がぐにゃっとなるほどに空気が変わる。
人の温かみとか、生活の匂いとかが、一切ない
ただひたすらに、街全体からなにかに対する"飢え"を強く感じた。それが金なのか愛情なのかそれとも食なのかは分からなかったけれど、確実に人間の世界として成立するには決定的になにかが欠落していた。人で溢れているのに、冷たい。
大好きな音楽を聴いてみても、浸透してこない
魂の外縁にべったりセメントを塗りたくられる感じ
色んなものを見て、聞いたんだけどそのどれもが自己の中に沈着しなくて、新宿駅前の喫煙所にたどり着いて初めて正気を取り戻した気がする
決して誰かが泣いていたとか、うなだれていたとかそういうものは見なかったし(浮遊感から脳が除外していたのかもしれないが)常に騒がしさ賑やかさからくる脳の震えはあったのに、大きなそれは大きな空虚感を味わった気がする。
あの異世界にもう一度ダイブしたいような、二度としたくないような、