耳に合うかどうか

今までの20年の人士でどんな音楽に触れてきたかを遡ってみた。

まず小学生以前の記憶はない。住む環境や周りの人間も変わりすぎて音楽に精神のリソースを割くこともできなかったし、音楽に体を預けるということも知らなかった。

小学生の頃は能動的に音楽を聴くことはしなかった。音楽を聴くための機器は家になかったし、音楽番組もそこまで興味がなかった、新潟に帰ると祖母がいつも東方神起のライブ映像を見ていたから東方神起の曲を口ずさめる程度には知っていた。

音楽を自分の意思で聴き始めたのは中学生の時で、母親のおさがりでipodをもらったことで好きな音楽を聴けるようになった。

ipod nano に対する画像結果

こういうipod。当時携帯電話を持っていなかったからこれは革命的だった。

ライブラリの中には母親が聴いていたものが残っていて、ワンオク、ハイスタ、Limp Bizkitとかが入っていた。自分の意思で音楽を聴けるようになったといっても何を聴けばいいかわからなかったので、ipodに残っていた曲をずっと聴いていた。中でもワンオクはかっこいいと思っていたから何度も繰り返し聞いた。それゆえ未だに昔のワンオクは歌える。一番新しいのがnicheシンドロームだった気がするからそれ以降のやつは知らない。Cry outはすごい好き。

そこからツタヤに行ってCDを借りることを覚えたので少し音楽について知ることになった。どのバンドもどうやって知ったかは覚えていないけど、マンウィズ、カナブーン、champagne時代のドロスを熱心に聴いていた。シャンペ時代のアルバムは今でもたまに聴く。他はあんま好きじゃない。

Schwarzenegger

これむっちゃ好き。

 

あとめちゃくちゃ懺悔なんだけど、RADのこと知ったきっかけ君の名は。なんです。いろんな人になんか昔から聴いてる風を装っていたけど全然ごまかしてた。

でも大好きなのは本当で人生で一つのバンドしか聴けなくなるとしたら迷いなくRADを選ぶと思う。胸を張って全部の曲を聴いたと言える。ライブDVDとかは全然見れていなから人によっては浅いと思われるけれど本当に好きなんです。

高校の時にハヌマーン相対性理論と出会ってこの二つをうっっすら聴きながらずっとRADを聴いてた。クラスにRAD好きな奴がいたから二人でカラオケ行ったりしてた。一緒に新潟大学行って軽音やろうみたいな話してたけど結局そいつは長岡の大学に行った。会いたいな~

耳に合う音楽ってみんな結構少ないと思っていて、これは好きとは別軸に存在している基準だと思う。耳に合う音楽はRADWIMPS、Age Factory、相対性理論、teto、さよならポエジー、きのこ帝国とかそのくらい。全曲知っているバンドもそんなに知らないバンドもあるけどここら辺の曲がシャッフル再生で流れても多分スキップしないと思う。ポエジーに関してはお気持ちされそうだけどちゃんと聴いてめちゃくちゃ耳当たりが良かったからここに書いた。音楽ビッチの才能があるからロックでもパンクでもエモでもシューゲイザーでもメタルでもなんでも好きではあるんだけど何度も聴いて味がするのは上に挙げたバンドたちな気がする。

なんか知ったふりするのやめようと思った。それ込みで突破してきたポエジーやべえわ、マジで。ありがとうオサキアユ

到達点はたぶんナードコア

ナードコア、というジャンルがあるらしい。アニメ、ゲームの音声とか劇中のBGM、SE、映像をサンプリングして作られた楽曲がそれにあたるらしい。

Sewerslvtというアーティストがいて割と有名らしいんだけどつい最近知った。もう活動停止しちゃったらしいけど。

lainっていうアニメのサンプリングがされてて打ち込みの高速ドラムが気持ちいい。

www.youtube.com

サムネからもうナード臭がプンプンしていて素晴らしい。

lainは見たことがないんだけど、あらすじを見た感じ陰鬱なストーリーな気がしたから曲の印象とも合致する。

前の記事でもちらっと触れたんだけどkegonってアーティストはFF7クラウドの声をサンプリングして曲を作っててめちゃくちゃかっこいい。

youtu.be

コテコテのナードコアというよりはヒップホップとかミクスチャーに近いと思うけどかっこいいしとっつきやすいと思う。Ageと仲いいしね。奈良周辺のアーティストを巻き込んでHEAVENってクルーがあるんだけどみんなかっこいいから聴いてほしい。lil soft tennisもいるし。ここいらへんとSTARKIDS、Yokai jakiとかも多分ナードコア好きなんじゃねえかな。服装とか趣味的に。オルタナとかパンクの畑にはあんまりナードを感じる人っていないけどヒップホップとかメタルの畑にナードっぽさが蔓延してるのって結構面白い現象な気がする。オタクの方向性がばらばらでよい。

アニメをサンプリングした曲がアニメの影響を丸ごと受けてテーマソングやOPとは別軸で作品に寄り添ってるのってめちゃくちゃ面白いし作品へのリスペクトの表し方としてとてもすてきだと思う。

攻殻機動隊とかエウレカセブンアーマードコアとかニーアシリーズをサンプリングしたナードコア作ってみたら楽しいだろうな。アニメ、ゲーム作品の解釈を作曲者が自由に音楽で表現出来たらめちゃくちゃ楽しいと思う。

 

ちょっとずれるけどトップシークレットマンも少しナードコアの成分があるんじゃないかな。なんて表現すればいいんだろう、ナードコアパンク?

youtu.be

日本のネットミームをふんだんに盛り込んでMVを作ってるんだけど、この曲のMVの冒頭でアニメの映像がばーーーっと流れる。その中に我らがあらゐけいいち先生の日常の映像が挿し込まれていて感動した。あらゐけいいちヒャダインは小学生の俺にとって神に等しい漫画家、作曲家であったから10年以上越しに音楽の中で再会できてうれしかった。

 

グランジ、とかゴシックとかパンクみたいに音楽ジャンルが服装に結びついているんだからこれからナードコアもファッションにおいて市民権をゲットする!みたいな話をしたかったのに音楽の話一辺倒になってしまった。次こそ服の話する。

 

 

 

 

ナードカルチャーについて

まず、ナードってなんや!って人のために

 

●スポーツは苦手でスポーツ以外に情熱的な趣味を持つ。その趣味が学問の場合もある

●その趣味の「知識」に対する要求度合いが異常な程高い

●社会性がなく、コミュニケーションが苦手。「nerd」の友達は「nerd」だけ。恋愛に奥手

●よって、ネガティブな印象が強い。「nerd」自身も「nerd」と呼ばれるのが嫌な人が多い。「nerd」はもはや悪口に近い。

 

普通に悪口として認知されてる。アメリカというか世界的には。

似てる属性に「geek」というものがあるんだけど、これは少し研究者や技術者、職人気質の含みがあってすこし方向性が違う。geekに関する話はまた今度。

 

nerdは日本語に訳すとオタク、が妥当なところ。それもtwitterとかでグッズの購入をひけらかすこともなくとらのあなメロンブックスで同人誌を紙媒体で購入して自室でこっそり読んでシコるような類のもの。普通だったらナードたちはカーストの最下層に位置しているもので、まあいじめの対象になるんだよね。2010年代のアメリカの学園モノのドラマや映画を見たことがある人はよくわかると思うが天パのメガネでジャストサイズのシャツをインして着てるあいつらである。

でもあーいうやつらは大体パソコンに強かったり(これはgeekの側面が強いが)ボソボソ核心をついて物語のキーパーソンになったりする。

こういう日陰者の精神性やファッション、個性としての昇華のさせ方に目を向けたい。

 

ニューナードという言葉が最近出てきた。アメリカのポップ、ヒップホップシーンでオタクがカマし始めたからだ。わかりやすいのはビリーアイリッシュで、あんだけカッコイイ、オシャレな楽曲を世に放っている革命児が着ている服に注目する。もちろんハイブランドの服を着ていることも多いが、本人が好きと公言しているファッションはジョジョや萌え絵のダボTである。これはかなりアメリカのファッションシーン音楽シーンに影響を与えたようで、Japanese OTAKUメインカルチャーとしての市民権を得るきっかけになった。

だってさ、ダサい服着たやつがかっこいい音楽やってるの、みんな結構好きでしょ?

 

書くのが遅くなったが、ナードカルチャーの根幹は「ダサい見た目のやつがかっけえことやってる」というギャップ、矛盾にある。

バンドに例えたら東京ドームで超満員の中ワンオクがライブしてるのと、東京の小さい箱で昔のゴッチみたいなヒョロヒゲメガネが轟音オルタナやってるのどっちが見たいか、という話。もちろんワンオクだってかっこいいのには違いないんだけど後者が好きな人だっている。少なくても自分はそう。今後者のバンドみてーなーと思ったお前、ナードの才覚ありです。一緒にエロ漫画吟味してJUMADIBAかkegΦnのライブ見に行こう。

 

ナードカルチャーを軸にしたファッションについては今度話します。

守破離はげんじと俺らのためにある

げんじって知ってる?

知らない人はYouTubeで彼の動画を10秒だけでいいから見て欲しい。

ファッションYoutuberの中では最大手といってもいいぐらい有名な人なんだけど、たぶんこれを読んでいる人の大半はこの人の服装を見て

「ダサい」

「つまんない」

って言うと思う

理由は単純で、個性がなくて所謂量産型ファッションの完成されたモデルだから。

 

ここで我々の感性と、げんじと、それから世間一般の目をよ~~く考えてからこの文章を読んで欲しい。

自分含め周りの人には確実にオーバーグラウンドに対する逆張り意識がねばっこくこびりついているから、WEGOとか、GUとか、なんとなく嫌いだと思う。あとベロア地の服とか、フィッシングベストとかね。げんじはまさにそこを突いてきて、今の我々が見たら「ウゲ~!!」ってなると思う。

でも大半の人ってこの「ウゲ~!!」を教科書にしたことがあると思う。大半は盛ったかな、5割いかないくらい。

服の話するのめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、音楽と同じかそれ以上に好きだから書く。

人の服装が出来上がるまでってかなり複雑な過程を踏むと思うんだけど、

親に買ってもらった服を着る→服を自分で買ってみるor何らかの媒体を参考にして服を”選ばされる”→失敗するor納得いかなくなる→自分に似合う服を見つけるorこれでいいやってなるor憧れの服装の人、型を見つける→試行錯誤…という変遷になると思う…わからんけど。(どの過程においてもどっかしらで誰かから服装を指摘される、というのも含む)

けど誰しもが何年か前の自分の写真をみて「ウゲ~!!だせえ!!」となったことがあると思う。

たぶんこれの繰り返しで自分の服装って煮詰まっていくと思うし、好み、憧れの対象も大なり小なり変わっていくと思う。

でもどこかで、げんじ(オーバーグラウンドの量産型ファッション)の決まりを守る、守らされることになる。汚らしい服は着てはいけない。サイズの合わない服はダメ。オーバーサイズにしとけ。柄物は避けろ。言ってること自体は大いに正しい。でもどれも”最初のうちは”、”慣れないうちは”という枕詞があると思う。

そりゃなんの考えも、こだわりも好みもなしに伸ばしっぱなしの髪で柄シャツを着ていたら不気味でしょうよ、高身長の白人を除いて。

日本人に生まれた以上プロポーションなんて1握りの人にしか与えられない才能でありチートなんだから、我々凡夫は自分を服で武装しなければならない。(別に強迫観念ではない)

だから好みやこだわりが顔を出してくるまでは、げんじに従った方がいい、たぶん。

稀に好みのみを貫き通してかっこよく仕上がる人がいるが、そんなん運ゲーだろ。と思う。

げんじを見ていたころはパーソナルカラーだとか、YシルエットだとかAシルエットだとか色の組み合わせだとか熱心に学んで俺知ってんだぜお前らとは違うんだぜみたいなイキり方をしてたけど、それはそれで糧になっている。

ただげんじに未だにしがみついているひと、げんじでいいや、となってしまった人はすこしもったいないとおもう。たぶん人から服装で距離を置かれる事はなくなるが服で人を惹きつけることはできない。絶対。清潔感ぐらいしか残らない。

どっかで破が必要。めちゃくちゃ見た目が好きだけどすこし挑戦的なデザインの服に出会ったり、大好きでかっこいい芸能人、アーティストに出会ったりして初めて自分の価値観が破壊されて、げんじの教えを破る時がくる。

そこから守破離の離に至るまでは結構すんなりいくんじゃなかろうか。

自分はもちろん親に買ってもらった服を着ていたし、サイズ感のよく分からないGジャンと7分丈のadidasのジャージをかっこいいと信じて疑わなかったし、対してHiphop知らないのにヘッズみたいな格好もしたし、スケボーヘタクソなのにスケーターみたいな格好もした。でもどれもあんまし心地よくなくて、今はアメリカのオタク、かアジカン聴いてる奴をコンセプトにして服を選んでいる。もちろんそのコンセプトを構成する素材になる服の好みも徐々に洗練されていって、Tシャツやらズボンの丈感とか、素材とか、シルエットとか、ズボンにタックは入っているか、ベルトループは太いのか、細いのかとかのめちゃくちゃ細かい好みも顕になってきた。前も同じようなことを書いたけど、チェックか太いストライプのシャツ、袖にたまりがあるジャケット、丈の短くて肩幅の広いナイロンジャケット、太くて素材がゴツいズボン、アシックスの靴が好き。どれも色は土見たいな色が良い。

自分で自分の服は好きだし周りの人もかっこいい服装の人が多いから、音楽の話も服の話もできて新潟大学はすごくお得だと思う。

ニットベストと半袖パーカーは、死ね。

 

東京マルイガスブロハンドガン

最近嬉しいことが多くて、デカ鬱をガリガリ削りながら生活できていてとてもいい。

なんかYoutubeの広告で樽ころがってきて銃で撃つゲームあるじゃんあんな感じ

 

ずっと写真撮影とか動画に興味があったんだけど偉大なる先人の存在とか金銭的に無理かなーとかを言い訳にしてできなかった

それが最近できてる!!!

古いデジカメも貸していただけたし1松屋で買える編集アプリでなんだかんだ良い動画は作れるし、あとはカメラワークさえ良くなればな~

あとめっちゃライブしたい

Ageに関しては照明事細かに要望を出す用意はできているし、マジであと必要なのは致死量の練習とフェンジャパフジゲン期のテレキャスターと良いディストーション

ベースやらないとか言ってたけど結局モチベはゆらゆらあって鉄風めっちゃ楽しかったしな~

ライブパフォーマンスと演奏技術の上達は別個のものだと考えてるけどふとした時にうわ、自分うめぇ~~‼️かっけ~~‼️ってなるのはどっちも一緒だな~とおもう

なんか言ったこと守れないです、ふつーにメロコアやりますし、ゴイステやります

ガンランスかもしれない

ガンランス、ガンス、知ってますか?デッかい槍ぶっ刺して爆裂させてしばらくぶん回して冷却する武器なんですけど、知ってますか?やっとこさ20歳になった大学生の活動型式なんてほぼガンランスと一緒じゃないですか??

ポジティブな動機からはエネルギーが確保できないから、「やべえ!!」か「殺す絶対殺す」とかいう感情から捻出した真っ黒のエネルギーを大学やらバイト先やらサークル部活なんかにぶっ放すしかできない

死ね!!!!!!

行動する

スッキリ

イライラが募るor爆発するまで待つ

の繰り返しなんだけどみんな違うの??

コツコツ順序だてて何かしらのタスクを消化しながら生きて行けるってかなり人間としてのアドバンテージだと思う

太刀みたいな生活ができてる人はマジですごい、自分だったら気刃ゲージ溜められずにひたすら突きと縦斬りかますだけのカスになる。

 

向井秀徳テレキャスターは感情吐き出し装置としてこれ以上ないってギターマガジンで言ってたんだけどマジでテレキャスがほしい。

微妙に老けてる線の細くない男が雄叫びあげながらテレキャスターをかきむしってるのめちゃくちゃかっこよくない??掻き鳴らすじゃなくてかきむしってるんだよな清水エイスケは

ぜひAge Factoryの疾走って曲のライブビデオを見てほしい、めっちゃかきむしってるから